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2016.01.01 新 年
明けましておめでとうございます
新しい年が佳き一年となるよう願っております

このブログは、今日から7年目に入ったが、残念ながら、このブログの主題である「海員組合の再生」は道半ばといわねばならない。

その最大の理由は、違法行為を繰り返す海員組合指導部に対し、内部からの自浄作用が働かないことであろう。

労働組合は、社会的に高度な自治が認められ、外部からの干渉から保護されているが、その前提は、内部統制に基づく高度なコンプライアンスが期待されているからだ。

しかし、その労働組合の指導部が、違法行為を繰り返し、まさかの不当労働行為を行うなどしても、組合指導部が組合内部の不満を封じ込めば、高度な自治の壁により、組合指導部の首は守られてしまうという、おかしな状況に陥ってしまっている。

そのような異常事態が長続きすることは、法治国家ではあり得ないことであり、社会正義を保つためにも、組合員をはじめとする関係者が一日も早く立ち上がらなければならない。

今月29日に、私の再雇用職員契約更新拒絶の裁判の判決が言い渡される。

続いて、渡邊長寿氏に対する処分無効訴訟の判決言い渡しが2月23日に行われる。

さらに、阿部博氏の再雇用契約更新拒絶訴訟、竹中正陽氏の組合員資格確認・組合長選挙無効訴訟、一億円ブログ訴訟の最高裁決定と、次々に司法の判断が下されることになる。

一方、中央労働委員会、石川県労働委員会において審査されている不当労働行為救済申立事件についても、命令が順次下される予定だ。

海員組合指導部のこれまでの手法からすると、これから下される不都合な判決や命令は隠蔽することで、自らの地位の保全を図ろうとすることは想像に難くない。

しかし、これまでの数々の違法行為に加え、さらに海員組合指導部に対する厳しい司法判断が重なれば、いくらなんでも組合関係者は、見て見ぬふりはできないだろう。

執行部員の阿諛追従、職場委員の面従腹背、組合員の多くは、すでに見抜いているのであり、その鉄槌が下される日も遠くはなかろう。

海員組合は、海を職場にしてきた者達の汗と団結で築き上げた海上労働運動そのものであり、今年も、多くの情報を発信し「海員組合の再生」のため頑張っていきたい。

これまで同様、時には厳しく、時には温かく、ご支援・ご協力を頂き、このブログを育てて下さるようお願いしたい。

頑張ろう!



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